カフェ ドゥ ヴィオラ
幼稚園訪問後記
3歳未満のお子さんを持つお母様を対象に（時にはお父様、おじいさま、おばあさまもご参加くださいます）「21世紀の宝物である子供達に美しい日本の歌を伝えたい、残したい」という思いで歌っている「すくすくラボ」（イオン１％クラブ主催）で「子守歌を歌っているお母さんは？」と聞きますと、100名中 3～4人という淋しさ。これは大変困った事！
中学校にも「手づくり学校コンサート」で歌いにいっていますが、それ以前に幼稚園にも行かなければという思いが強くなり、姉妹でそれぞれに幼稚園にいくようになって約10ヶ月。2010年2月15日、私は柏陽幼稚園を訪問しました。元気のよい子供達の歌声にお母さん達はただただ感激している様子「たくさん拍手をしてあげてください！」という私の声に、改めて大きな拍手を送っていました。（笑）
子供達とジェスチャーも入れながら歌った「山の音楽隊」「手のひらを太陽に」はお母さんも参加し、多いに盛り上がりました。この２つの歌にはたくさんの動物が出てきます。動物の動きは子供達自身の想像にまかせたら、色々な動きがあってそれはそれは可愛く楽しい歌になりました。お母さん達には、僅かな時間でよいので、でもしっかりと子供と向き合って、歌ったりお話したりスキンシップをしてほしい事、又、私の子育ての経験からお母さんとして1日に1度、必ず心がけて欲しいことをお話しました。
それは、朝の一声を出す前に、夜寝る前、どちらでもいいのですがよい笑顔でスタートさせる事、寝る前にも鏡に向かって笑顔を作って寝る。これを実行して欲しいと。（特に夜の笑顔は眉間にシワが寄るのを防ぐ事ができます。）私は今も続けています。（笑）お母さんの笑顔は皆んなを幸せにしますからね。最後に園長先生からも楽しい時間をありがとうというお言葉をいただきました。お別れの時に多くのお母さんから「子供と一緒に楽しみました」「今日から子守歌を歌います」「久しぶりに心から頬がゆるみました」などの言葉を聞き、お母さんにとっても良い気分転換（自分を解放出来た時間）になったようで、この活動は子供だけでなく毎日を忙しく過ごしているお母さんにこそ必要なことだということを実感しました。私も元気な子供達そして若い先生やお母さん達からエネルギーをもらい、失われていくものを残す事の大切さをもっともっと言い続けていかなければと思った一日でした。
